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蓼科高原日記

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2021.12.25
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2021/12/25
 
予報ではこうなるはずでは無かったのに朝起きてみるとこうなっていた。どしゃっと積雪、重めの雪だ。それでもちゃんとパウダースノーなのがなんだか不思議である。この空は真冬の蓼科高原の空そのものだ、色もかたちも空気感も。気温はこの時氷点下10℃以下。記録式寒暖計を調べたら最低気温は氷点下13℃、最高気温は氷点下8℃だった。ただし日向は最高気温氷点下2℃。雪はほとんど解けずにそのまま夕方になったので厳しい寒気によって水気が飛んでぎゅっと締まったパウダースノーになった。このタイミングが除雪にはベストなのだ。午後4時半に除雪機を起動して除雪作業に入った。風もほとんど無いので除雪機での作業には最適なコンディションだった。この冬初めての除雪機による作業だった。しかしそこが落とし穴で雪の下に置いた滑り止めのゴムマットを巻き込んでしまったのだ。こうなると除雪機の回転刃が全く回転できなくなってしまう。挟んだのが敷き藁では無くて分厚いゴムマットなので簡単には引っ張り出せない。結局作業再開までに1時間以上かかってしまった。除雪機のオーガという除雪刃の部分を分解してゴムマットを引きだした。手袋をしたままでは出来ない細かい作業なので氷点下10℃の雪の中、素手で作業を終わらせた。じつにひさしぶりに過酷な体験をしたように思う。山岳地の除雪機による作業はそもそもが不整地の急坂であり雪の下に岩が突き出ていたり小さな岩や枝が転がっていたり、積雪の下に滑り止めゴムマットや敷き藁や屋外配線のチューブがあって、それを勘で探っては(除雪機の刃を持ち上げたり下ろしたりして)避けて通らなければならない。重量180キロの除雪機と格闘するそれは大儀な力仕事になる。ああ毎日筋トレとエアロバイクを続けてきて良かったと思う瞬間だった。結局4時間かけてひととおり除雪が完了したが、次に雪が降ればまた30センチから60センチの積雪がすべてを元通りにしてしまう。まさにシーシュポスの神話の世界。でもまあそれが標高1700メートルの亜高山帯に暮らすということなので。
 
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FUJIFILM X-T2, FUJINON XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS 
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Last updated  2021.12.26 04:04:13
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