ちょこっと立ち読み屋さん

「神様から一言」を読んで、もう少し荻原浩さんの小説を読んでみたくなったので手にとってみました。この小説はサスペンスもので、いったい誰が犯人なんだろうと、ドキドキしながら読むことができました。

新ブランドの香水を売り出すために、女子高生の噂という口コミを利用する販売戦略をとるのですが、そのストーリーが「レインマンが出没して女の子の足首を切ってしまう。でもミリエルという香水をつけていれば狙われない」という、恐怖をあおって商品を買わせようというものなのです。最初は香水を売るための作り話だったはずが、実際に同じような手口で女子高生が襲われてしまう。そして、自身も女子高生の娘を持つ小暮という刑事が事件の真相にせまっていくのです。結末は…

この本の結末は、あまりにも衝撃的で、しばらくショックを引きずってしまいました(^_^;)
帯にも書いてあるのだけど、最後の一行が特に…

でもおもしろくて、あっという間に読んでしまいました☆