カテゴリ:小説
桐野夏生さんの本を初めて読みました。もう少し、色々な本を読んでみたいような、不思議な雰囲気があるように思います。 この本は、自分のお母さんを殺してしまった高校生の男の子が逃走をし、それにその男の子の隣の家の女の子をはじめとして、4人の女子高生が関わっていくという物語です。それぞれの登場人物の立場から書かれていて、それぞれの心のうちが語られることで「リアルワールド」が描かれているのです。女子高生、とひとくくりで語ることができないほど、本当に深い世界観で描かれていて、、、 女の姉妹がいない自分には「なるほど」と思うこともあり、正直よくわからない部分もあり。 もちろん小説だからこれが全てではないのかもしれないけど、でも1つの真実でもあるのだろうなと思います。 そして物語は、思わぬ展開へと進んでいくのです。 いろんな意味で、考えるきっかけを与えてくれた小説でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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