カテゴリ:小説
映画「レイクサイドマーダーケース」の原作。この映画は気になっていたんですけど、結局見ずじまいになってしまっていました。本を読み終わってから原作だったことを知ったのですが、映画だと再現が難しいところもあると思うし、小説で読んでよかったです。チューピットさんのブログで紹介されていてずっと気になっていた本で、ついに読むことができました(●^o^●) 内容は、、、 4組の親子が参加する中学受験の勉強合宿。そこで起きた殺人事件。殺されたのは、主人公、並木俊介の愛人。自分が犯人だと名乗りを上げる、俊介の妻。そして、その犯行を隠蔽しようとする4組の夫婦… 東野圭吾さんの本は初めて読んだのですが、物語にどんどん引き込まれていって、一日で読み終えてしまいました。1日で本を読み終えるというのは自分にとっては珍しいことですが、出張の新幹線の中とかで、夢中で読んでいました。 この本では中学受験のための勉強合宿ということで、親に期待をかけられている子どもの様子や、そこまでがんばらなくてもいいのではないかと思う親(俊介)の姿など、色々な気持ちを覗き込むことができます。 藤間という親が、「子どもの教育は親が考え、進路は親が決めてやるべきだ」といったことを話していますが、一方では本当でもあると思うし、一方では違うと思うところもあります。 何でも子どもの自主性に任せるという名目の元に好き勝手に決めさせるのは違うと思うし、かといって全ての進路などを親が決めてしまうと、親が何かをアドバイスしないと動けないような子どもに育ってしまうような気がします。 私が出会ったことがある子育ての先輩が次のようなことをおっしゃっていました。 「子どもが18歳になったときに、どんな風に育っていてほしいのか」 私だったら、18歳になったときに自分の道を自分で考えて選ぶことができる、そしてその道をかなえようと思えるだけの学力はつけていてほしいなと思います。 そうはいっても、なかなかうまくいかないこともあるでしょうし、悩むことも多いと思うのですが… 夫婦でよく話し合って、これから考えていきたいです☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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