カテゴリ:小説
今日は朝から高校野球観戦。 駒大苫小牧VS青森山田。 駒大の先発はエースの田中君ではなく、3年生の岡田君。2回につかまってしまい、最大で7-1と6点差のリードを奪われてしまう。3回途中から田中君を投入し、何とか流れをつかみたい駒大。終盤、脅威の粘りを見せ、ついに8回に8-8の同点に。9回に再び青森山田に1点のリードを許すも、3番バッターのホームランで追いつき、最後は6番バッターのサヨナラヒット。 去年の準々決勝で、6-1の5点リードをひっくり返したのを覚えていますが、そのときよりも厳しい劣勢を跳ね返したのではないかと思いました。高校生は、試合の度に大きく成長していきますが、この苦戦を乗り越えたことでさらに強くなったのではないかな。すごく興奮する試合でした☆ さて、最近じっくり読んでいた「小さき者へ」をようやく読み終えました。父親、家族の姿を描いた全6編の短編集。 特に印象的だったのは、最後の『3月行進曲』。もうすぐ小5になる娘を持つ「僕」は、少年野球の監督。 キャプテンとして頼りがいがあり、しっかりもののヤスヒロ。 エースで野球の実力は申し分ないがわがままで自分のことしか考えないジュン。 陸上の大会で優勝するほど足が速く、努力をして少しずつ野球が上手くなってきたショートのケイジ。 「少年野球の監督って、そこまで仕事に入っているわけ?」 と妻に批判を浴びながら、そうだよなと自分でも思いながら、3人の少年のために、有給休暇をとって、「僕」はある場所へ行くことを決意する… 男の子がいない「僕」は、3人の少年を自分の息子のように思っていたのかもしれない。一人娘を持つ「僕」という父親の心の揺れ動きを描いた切ない物語です。 自分も男の子が生まれることになり、キャッチボールを一緒にしたいな、とかギターを教えたいな、とか色々考えています。もしも女の子だったらどうだったんだろう。人生に「もしも」はないけど。。。 性別がどちらでも、楽しくなりそうかな。10月、元気な我が子に会えるのを楽しみにしています(●^o^●) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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