カテゴリ:小説
混沌(上) 銀行を舞台にしたお話。協立銀行のモデルは、三和銀行のようです。その続編でもある「混沌」では、東亜銀行と東邦信託銀行と合併したJFG銀行ができるまでの道筋を描いています。 またその合併の裏であけぼの銀行と東亜銀行合併も模索されていたとなっていて、この物語のモチーフとなっている金融事情をインターネットで調べてみたのですが、小説でだいたいの道筋を理解していたため、非常によく理解することができました。 正直、経済や金融のニュースには弱いところがあり、新聞でも流し読みをしてしまいがちでしたが、この小説を読んでみることで、少しは新聞を読むときに理解度が変わったように思います。 今は、この金融腐食列島の最新版でもある、「消失」という本が出ていました。まだ2巻までしか出ていなくて、最終的に08年の8月、第4巻を持って完結するようです。待ちきれなくて、1巻と2巻を買ってしまいましたので、早速読みたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
January 14, 2008 08:24:19 PM
コメント(0) | コメントを書く
[小説] カテゴリの最新記事
|
|