カテゴリ:ビジネスに生きる本
なぜ、我々はマネジメントの道を歩むのか 田坂広志さんの著書ということもあり、ずっと気になっていた本ではあったのですが、なかなか手に取らずにいたものを、会社の上司からの勧めもあり、読んでみました。 田坂さんは、一貫して仕事の報酬は自分自身の成長である、という考え方をされていますが、この本の中には、その“成長”についての田坂さんの定義が書かれていました。 「心の世界」が見えるようになる。 それが私にとっての「人間としての成長」の定義です。 (P51より) では、心の世界が見えるようになるとはどういうことなのか。 「人の心が分かる」 端的に言えば、その力量です。 それを、日常使われる言葉で表せば、次の「三つの力量」です。 「相手の気持ちが分かる」 「場の空気が読める」 「自分が見えている」 (P53より) さらに、心を強くするためにはどうすればよいのか、ということについては、次のように書かれています。 「すべてのことに、心をこめる」 その修練を、毎日、続ければよい (P74) 人間の成長とは、心の成長。そして、心を強くするためには、「すべてのことに心をこめる」ことが大切であるということを田坂さんは語っています。しかも毎日続ける。 決して簡単なことではないですが、まずは心がけることからスタートし、自分の心の成長につなげていきたいと思っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
January 20, 2008 10:45:05 AM
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