カテゴリ:ビジネスに生きる本
亡国から再生へ 経済小説を多数書いている高杉良さんが、現在の日本の状況について、政治や経済、金融など様々な角度から分析している本です。 冒頭、現在の日本の状況について次のように書いています。 現在の日本社会は、なにか決定的なものが失われてしまっている。かつてこの国にあった、国民誰もが納得できる価値観がいまやない。 それは、ひとつの社会を構成する人々が持つ倫理、モラルだ。これがなくなると社会はバラバラになり、やがて衰退する。(P14より) さらに続けて、城山三郎さんの言葉を引用し、使命感や志について次のように書いています。 「使命感や志というのは難しいことではない。為すべきことを成すの一点につきる」(P20より) 志や使命というと、重い言葉のように感じますが、決して難しいことではなく、自分にできることに精一杯取り組んでいくこと。それが「何のため」なのかを意識することも大切だと思います。 為すべきこと。自分にとって何が為すべきことなのか。それが夢や目標につながることなのだと思ったのでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
March 1, 2008 12:32:18 AM
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