カテゴリ:中国古典に関する本
百戦百勝は善の善なるものにあらず。戦わずして人の兵を屈するは善の善なるものなり。 (百戦百勝は最善の策ではない。戦わないで勝つことがベストである) (P51より) 上記の言葉について、著者は次のように記しています。 「戦わずして勝つ」とは、つまり武力ではなく、頭脳で戦うことと言ってもよい。現代風に言えば、企画力で勝負するのである。(P55より) さらに自分の仕事に置き換えて考えたときに、「仕事は準備で決まる」ということにつながるのではないかと思いました。準備に時間をかけ、様々な角度から検討を重ねた場合、本番に臨むときにはとても楽しみに気持ちで迎えられます。一方、準備が不十分だと感じたときに本番に臨むと、不安な気持ちもありますし、漏れが出てきたりします。 やはり事前準備に充分時間をかけてこそ、仕事がうまくいくのではないかと、上記の孫子の言葉ともあわせて改めて思ったのでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
March 12, 2008 11:00:33 PM
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