カテゴリ:ビジネスに生きる本
乱気流(上) この本は、高杉良さんの小説で一番最初に読んだ本ですが、最近2回目を読みました。最初はハードカバーで読み、今回は文庫版で読んでいるのですが、舞台が経済産業新聞から、東京経済産業新聞に変わっているくらいで、内容はもちろん全く同じものです。 高杉さんの作品は、乱気流からスタートし、金融腐食列島のシリーズや小説巨大証券のシリーズなどを読んできましたが、最初に読んだ時に比べて理解が深まっていることを感じます。 実際の事件を取り上げている小説ですが、例えば住専の問題や、銀行の不良債権の問題など、同じ事柄を違う角度(立場)から取り上げているので、理解をする手助けになります。 金融腐食列島のシリーズも、最初に読んだときにはよくわからなかったのですが、2作目3作目と読み進むにつれて、理解が深まる実感がありました。 とある雑誌にこの乱気流が紹介されていたのが、高杉さんの小説を読むきっかけになったのですが、その雑誌では高杉さんの小説を評して「漫画的」とありました。ようは、場面がよりイメージしやすい、わかりやすい、ということですが、私も全くその通りだと思いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
March 20, 2008 11:06:17 PM
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