カテゴリ:小説
指名解雇 主人公の木下は、人事部の採用担当の課長。エンパイヤという音響機器メーカーの会社で吹き荒れるリストラの刃の中で、もがきながら光を見出そうとしていく様子が描かれています。 高杉良さんの小説では、銀行、証券会社、新聞社、出版社、音響メーカー、などなど、本当に様々な業種の会社が舞台となります。現実的に、出会いももちろん大切だと思いますが、小説の中で色々な人の考え方に触れるということも、また一つの出会いなのだと思っています。そういう意味では、高杉良さんの小説を通して、多くの出会いをすることができていると感じています。高杉さんの取材が緻密で、小説の内容がリアルであるからこそ、その出会いを大きいものだと感じられるのだと思います。 人から、仕事から学ぶことも大切にしつつ、「本から学ぶ」ということも継続していきたいと思っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
April 11, 2008 12:16:06 AM
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