カテゴリ:中国古典に関する本
子路聞くことありて未だこれを行う能わずんば、ただ聞くあらんことを恐る。【公冶長】
(子路は勇気に富み、実行力もあった。だから善言を聴いたら、必ずこれを身をもって行動に移した。その実行に努力するあまり、以前に聞いたことで、まだ実行できてないときは、さらに新しいことを聴くことを恐れ心配した。) (P149より) この一節について著者は次のように書いています。 これは博聞よりも実践を重要視すべきことを説いているのであって、実行できないことにけっして耳を傾けるなという意味ではない。たとえ実行できなくても善言は聴くべきだと言っているのである。(P149~150) 実践するということはもちろん大切ですが、人の話に耳を傾けるということもとても大切だと考えています。 アドバイスいただいたことを、実践しようという気持ちを強く持って、取り組んでいきたいと思っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 24, 2008 11:09:39 PM
コメント(0) | コメントを書く
[中国古典に関する本] カテゴリの最新記事
|
|