カテゴリ:中国古典に関する本
論語の中の有名な言葉に、「故きを温ねて新しきを知れば、以って師たるべし」というものがあります。いわゆる「温故知新」という言葉ですね。まず最初に、著者は自己啓発の大切さを次のように書いています。
日々の自己啓発は、どんな人にも望まれることである。なぜなら、これがなかったら、みずからの人生を充実させることができないからだ。 だが、だれにもましてそれが望まれるのが、人の上に立つ人、つまり、リーダーに他ならない。リーダーが自己啓発を怠るようでは、リーダーとしての説得力が生まれてこないのである。(P9より) その自己啓発の方法として、「温故知新」が挙げられるというのです。過去の事例をしっかりと学び、また新しい知識も学び取っていく中で、現状分析をしっかりとして、生かしていくことが大切だと思います。「新しきを知る」という部分からは、「現状にとどまらずに」ということを読み取りました。今のままで満足してしまっては成長が止まってしまうので、常に学び続ける意識をもっていたいと思っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 31, 2008 11:54:48 PM
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