カテゴリ:中国古典に関する本
論語道場 この本は、著者石平氏が、論語について造詣が深い8人の方と対談したものをまとめたものです。その中に、安岡正篤氏のお孫さんであり、今は「文の京こども論語塾」の講師として、子どもたちに論語のことを伝えている溝本定子さんとの対談があります。 その対談の中で、子どもが論語を学ぶ意義について、溝本さんが次のように語っています。 子供たちをみていていつも思うのは、『論語』をいっぱい読んで、暗証して、言葉がポンとと出てくるような状態になると、何年か先、その子が人生の岐路に立ったときに、何をどうやって判断するかという大事なところで、今、勉強したことが助けになるのだろうなと。(P82より) これは、子どもたちだけではなく、大人が論語を学ぶときにも同じことが言えるのではないでしょか。「判断力」を養うために。ぶれない判断軸を自分の中につくっていくためにも、論語から学ぶことが大切になってくると思います。 自分が論語を学ぶ意義が、またさらに深くなりました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
June 22, 2008 10:42:01 PM
コメント(0) | コメントを書く
[中国古典に関する本] カテゴリの最新記事
|
|