カテゴリ:小説
愛しの座敷わらし 食品会社に勤める浩一が、地方に転勤(左遷?)したのをきっかけに、田舎暮らしを家族で始めることになりました。妻の史子、中一の娘の梓美、小4の息子の智也、そして浩一の母親の澄代の5人家族が、それぞれの思いを重ねながら新生活をスタートします。そこに座敷わらしが関わりながら、家族の愛情を深めていくというほのぼのとしたお話で、読んでいて心が温まっていきました。 この本には挿絵はないのですが、座敷わらしが「こわい」という感じではなく、なんともかわいらしい様子で描かれていて、それが家族の愛を深めていくのに役立っているように感じました。 荻原さんの小説は、テーマによって全然世界観が違うのですが、読後感がさわやかという点では共通しています。大好きな作家の一人です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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