カテゴリ:小説
家日和 奥田英朗さんの小説を久しぶりに読みました。これは、色々な家庭の姿を描いた、ほのぼのとした短編集です。妻と別居をしている田辺正春が、妻がいなくなった部屋を自分の好きなように改良して楽しむ、「家においでよ」という話が面白かったです。最初は本や本棚から始まり、次第にエスカレートして、高級なオーディオ機器にまで及んでいくのです。 その家に集まりだす、男性の同僚たち。飲みにいったりするより、正春の部屋が落ち着くのだそうです。 良いオーディオ機器で、ジャズなんか聴いたら気持ち良さそうだな、などと考えながら読んでいました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
June 27, 2008 12:38:15 AM
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