カテゴリ:子育て、教育に関する本
この中で、しつけの定義が次のようになされています。
しつけとは、人生の先輩である大人が、社会のメンバーになるために必要な規則や習慣、そして生活の知恵を子どもに伝達することといえます。(P28より) その上で、伝えることとしては、「生活のきほん」と「子どものの安全を確保すること」があるということ。安全を確保するということでは、危ないことをしたときには叱る、といったこともその一つかもしれません。 子どもは、親の私が思っている以上に、親の言っていることがわかっているようです。まだ言葉を充分に話せないからといって、「言っても分からない」と判断してしまうのではなく、きちんと目を見て伝えていくことが大切なのだと思っています。すぐにできるかどうかは別として。 例えば、はやとは、ゴミはゴミ箱に捨てるようになりました。以前から、親がゴミを捨てている様子を見ていたのですが、「ちゃーしてきて」というと、自分でゴミ箱に捨ててきます。親がそれを見て、「上手だね」と拍手してあげていたところ、最近は自分でゴミを捨てて、自分で拍手していました。 あと、ソファから降りるとき、横の方の高いところから降りると危ないので、そこから降りないように伝えた上で、低いところから降りるように伝えていました。あるときはやとが面白がって、高いところから降りようとして、でも私の顔色を伺っていたので、「どこから降りるんだっけ?」というと、ちゃんと低いところから降りていました。 言っていることがきちんと分かっていることを感じたと同時に、きちんと伝えるべきことを伝えていくことが大切だと思ったのでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
July 7, 2008 12:42:05 AM
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