カテゴリ:小説
きみの友だち 久しぶりに重松清さんの小説を読みました。やっぱりいいですね~。短編集でありながら、それぞれの話につながりもあって、一気に読み終えてしまいました。 小5のブンは、モト君が転校してくるまでは、何をやってもクラスで一番。しかし、モト君が転校してきたことにより、雲行きが変わってしまいます。モト君は、水泳も50M走も野球も、全てにおいてブンと同じレベルか、それ以上のレベルだからです。 最初は、モト君を疎ましく思うブン。そこに大学生であるブンのお姉ちゃんが登場し、2人の仲に変化が生まれます。 「ライバルの男の子二人組みって、なんか、いいじゃん」(P63より) あと、ブンとモト君の関係を、数学の“ねじれの位置”って表現しているのも面白かったです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
July 26, 2008 12:48:13 AM
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