カテゴリ:ビジネスに生きる本
入社3年目に、初めて直接の後輩を持ったときに、日本マンパワーの「OJT基本コース」という通信教育で、勉強しました。そのときの最初のテキストがこの「OJTの基礎理解」です。今改めて読んでみると、やはり大事なことが多く書かれていることに気づきます。
教え方の四段階ということで、次のように書かれていました。 第一段階-習う準備をさせる (1)気楽にさせる (2)どんな仕事をやってもらうかを話す (3)その仕事について知っている程度を確かめる (4)仕事を覚えたいという気持ちにさせる 第二段階-仕事を説明する (1)一つずつ言って聞かせ、やってみせ、必要があれば書いてみせる (2)急所を強調する (3)はっきりと、ぬかりなく、根気よく (4)相手の理解度を考慮する 第三段階-やらせてみる (1)やらせてみて間違いを正す (2)やらせながら仕事を説明させる (3)もう一度やらせながら急所を言わせる (4)「分かった」と分かるまで確かめる 第四段階-教えたあとのフォローアップをする (1)仕事につかせる (2)分からないときに尋ねる人を決めておく (3)たびたび調べる (4)質問するように仕向ける (5)だんだん指導を減らしていく (p88~91より) 大切なのは、上記のような基本的な流れを理解し、それをそっくりあわせるのではなく、その人の段階に合わせて考えていくことなのだと思います。ただ、どんな場合でも、基本をしっかりと理解してこそ、応用ができるようになるので、しっかりと基本を理解することが大切であることを実感しています。 夏休みを利用し、もう一度基本を大切に、学び直してみようと思っているのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
August 15, 2008 01:20:46 AM
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