カテゴリ:中国古典に関する本
三国志に出てくる曹操は、本を読むことを大切にしていたそうです。
曹操の印象としては、非常に冷静に状況を判断し、的確な戦略を実施していく、というものがあります。 その裏づけにあるのが、熱心な読書にあったのではないでしょうか。 この人は、戦が強いだけではなく、学問、教養もたっぷり身につけていた。いわば「文武両道」といってよい。これは素質もあっただろうが、むろんそれだけではない。彼は誰よりも勉強熱心だった。遠征に行くときも、つねに何冊かの古典をもっていって、敵と対陣中でも、暇があるとそれらの本に目を通していたといわれるし、晩年になっても本を手から離さなかったといわれる。(P232より) 戦をするだけでなく、読書を通じて学び続けていたからこそ、人間力を磨くことにつながり、それが戦にもつながっていったのだと思います。 いつの時代であっても読書は大切なのですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
August 30, 2008 01:30:27 AM
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