カテゴリ:ビジネスに生きる本
先日、上司に最近お勧めの本をお聞きしたところ、黒井千次さんの「働くということ」だということで、読んでみました。黒井千次さんは、他にも小説を書いているということですが、今までは読んだことがなかったのです。 この本を読み、働くということについて、改めて考えてみました。印象に残ったのは、次の2点です。 経験を通して仕事が自分の中に受け入れられ、それが他人ごととしてではなく、自らの内部で生きはじめた時、ようやく彼は仕事の場で一人前の人間として歩み出すわけである。(P58より) 仕事を自分ごととしてとらえるために、仕事の全体像を知ることの大切さも語られていました。広い視野を持ちつつ、細かい部分に思いをめぐらせていくことが大切なのだと思います。 本当に「趣味」の世界を楽しむためには、自分の「仕事」の世界を確立する努力がなによりも必要であるのだ。(P151より) 自分の仕事にやりがいを持つことができるからこそ、趣味の世界もさらに楽しくなってくるのではないかと思います。 働くということがテーマであるものの、生き方についても考えさせられる本であることを感じました。 働くということ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
December 1, 2008 11:50:29 PM
コメント(0) | コメントを書く
[ビジネスに生きる本] カテゴリの最新記事
|
|