カテゴリ:中国古典に関する本
論語の中に、「学を好む」という言葉があります。この言葉の解釈として、次のように書かれていました。 単に知識を得ることでなく、人間としての立派な行動の仕方、生き方を探求することなのです。(P73より) 知識を得ること以上に大切なのは、その知識をどんな風に生かすか、ということだと思います。知識を得ることで満足しないよう、気をつけたいです。 ただ、知識が増えることで、考える幅が広がるという思いはあります。観察の視点が広がる、ということも感じています。 新入社員のときに、直属の先輩から、「知識は後からついてくる」という言葉をいただきました。それは、「この仕事を成功させたい」と心から思ったとき、その勉強を一生懸命することで、結果として知識も身についていくということだったと解釈しています。 知識が先にありきではなく、まずは「心」からだと、いつも教えてもらっていました。そしてそれが、今の自分の仕事の軸になっています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
March 5, 2009 12:32:40 AM
コメント(0) | コメントを書く
[中国古典に関する本] カテゴリの最新記事
|
|