カテゴリ:国内政治
・岡田代表で駄目なら交代も/次期衆院選で小沢民主副代表・ 民主党の小沢一郎副代表は1月9日午前のフジテレビの番組で、次期衆院選に臨む党執行部の体制について「岡田克也代表が一生懸命研さんに努めて岡田君で勝てるなら岡田君でいい。岡田君で駄目なら違う人を考えなければならない」と述べた。 岡田氏の指導力に不満を示すとともに、現体制で勝算がなければ、代表交代を求めることもあり得る考えを示したものだ。 永田町で「壊し屋小沢一郎」とよばれている小沢氏である。 小沢氏は10年前、自ら旗振り役を演じた非自民7党会派を糾合した新進党を「壊し」崩壊させ、少数精鋭主義を謳い、ミニ政党・自由党を立ち上げた。しかし、ミニ政党の限界からの脱却をめざし、一昨年、民主党との「合併」を強行した。 菅直人前代表の辞任に伴う、党首選びで小沢氏は一番手につけていたが、強制加入前の国民年金の未納を理由に代表就任を辞退した。その後、無役から5人目の副代表になった。 最近、再び「壊し屋の虫」が騒ぎだしたのか、小沢側近の山岡賢次衆院議員らが民主党の若手・中堅の有志議員が新たな政策勉強会「人の和会」を2月1日に発足させることになった。 岡田克也代表の肝いりで昨年末に設立された「政権戦略委員会」を牽制(けんせい)する思惑もありそうだ。 小沢氏の場合、奇妙なことに次から次に側近議員が離れていく事実がある。 その小沢氏の側近が「人の和」とは何とも滑稽である。小沢氏とその周辺ほど、「人の和」と縁遠い政治家はいないからだ。 旧新進党は年末に解党し、小沢氏率いる自由党は政党助成金の「焼け太り」となった。 次期総選挙前にも、今年末、民主党の解党といった事態もあるかもしれない?・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005年01月18日 02時10分16秒
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