カテゴリ:国内政治
インドネシアを訪問中の武部勤自民党幹事長は1月10日午後(日本時間同)、いジャカルタ市内のホテルで同行記者団と懇談し、政府が通常国会に提出する郵政民営化法案について「(通常国会の)会期内に成立させると小泉純一郎首相は言っており、わたしもそう思う」と指摘。会期内成立に全力を挙げる考えを強調した。 武部氏は、郵政民営化の4分社化などを打ち出した政府基本方針に関し「われわれが選んだ首相が決めたことだ」と語り、首相が自民党内の多数意見を無視して強行した同方針に反対する党内多数派をけん制した。 郵政民営化問題は武部幹事長を除く自民党執行部ら党内多数派が、政府の基本方針の見直しを求めているのが実情だ。武部氏の「われわれが選んだ首相が決めたことだ」という畳み込むような「挑発発言」は自民党内の多数意見を無視しおり、反発を招くか、全く無視されるか、のいずれかであろう。党執行部内で武部氏が「浮いた存在」になりかねない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005年01月12日 10時54分32秒
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