カテゴリ:国内政治
・郵政民営化法案/自民党内調整・ 自民党の武部勤幹事長は4 月9日午後、北海道旭川市で講演し、郵政民営化法案について、4月14日(木)までに自民党党郵政改革合同部会で政府が先に示した同法案骨格に対する党の修正要求をまとめ、一任を取り付けた上で政府との修正協議に臨む意向を表明した。 4月14日には党総務懇談会も予定されており、執行部としてそれまでに意見集約が必要と判断したとみられる。 武部氏は修正要求に関して「議院内閣制だから、与党でまとまったものは重い。修正案をベースに法案をつくってもらう」と強調した。 一方で修正案がまとまらず、さらに党内調整が難航すれば、「小泉純一郎首相が『これ以上待てない』と法案を出してしまう」と述べ、首相が党側の了承を得ず民営化法案提出に踏み切ると指摘した。その上で「一番怖いのは弾みだ。今までの衆院解散・総選挙は弾みだ」と発言、徹底抗戦すれば衆院解散につながるとして民営化反対派をけん制した。 衆院解散・総選挙の「弾み論」は小泉首相の出身派閥・森派幹部の中川秀直国対委員長、玉沢徳一郎氏らが、意図的に流しているといわれている。 衆院2補選/早くも党首舌戦=郵政法案・政権に影響・ 選挙結果は、郵政民営化法案の今国会成立を最優先に取り組む小泉政権の行方を左右するとあって、首相と岡田克也民主党代表は4月9日、早くも福岡市に入り舌戦を繰り広げた。 自民、民主両党が激突する衆院宮城2区、福岡2区の統一補欠選挙が4月12日告示される。特に小泉首相の盟友、山崎拓首相補佐官が復活を期す福岡での勝敗が焦点となる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005年04月11日 19時21分03秒
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