カテゴリ:国内政治
自民党執行部が郵政民営化法案の修正をめぐり政府との交渉一任を取り付けたことに対し、4月20日午前の参院自民党議員総会で、民営化に反対する議員から抗議が相次いだ。 総会では、郵政族で強硬反対派の長谷川憲正氏が「(一任を取った)郵政改革合同部会はパソコンの強制終了という感じだ。手続きを尽くすのが何より大事。昨日(4月19日)のような終わり方はしこりを残す」と批判した。また中川義雄氏は「こんなことが許されたのでは党内手続きは全く信用できない」と述べ、桜井新氏も「小泉首相の言っていることにどう近づけるかというテクニックばかり議論し、本質論をほとんどやっていない」と痛烈に批判した。 結束を誇る参院自民党の公式会合でこうした声が上がるのは異例で、片山虎之助参院幹事長は総会の模様を与謝野馨政調会長に伝えた。 長谷川、中川、桜井の3氏の批判は、その通りである。 自民党の長所は民主主義に従って手続きを大事にし、徹底した議論をするところにある。 郵政問民営化題では議論の生煮え状態にあるからだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005年05月01日 16時50分10秒
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