カテゴリ:国内政治
・郵政民営化法案、参院が大差で否決・
小泉首相は8月8日、「郵政民営化法案」が参院本会議で大差で否決されたのを受け、「衆院を解散した。 しかし、わが国は議院内閣制であり、予算と条約を除けば、法案成立には参院での可決が欠かせない。2院制度を軽視しては、民主主義は成り立たず、議会制民主主義の根幹を揺るぐことになりかねない。 わが国における議会制民主主義、2院制度の存在意義は参議院で法案が否決されたら、立ち止まって、再度、合意を得る努力をするか、廃案にするか、内閣総辞職か、いずれの選択をするのが政権担当者の使命であり責務であるというのが、憲政の常道である。 にもかかわらず、小泉首相は、現行憲法では「想定外」の、参院が法案否決したことを理由に衆院を解散した。今後、2院制度論、参院の存在意義、憲法論の上から真摯な論議が必要である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005年09月20日 16時44分52秒
コメント(0) | コメントを書く
[国内政治] カテゴリの最新記事
|