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・党首討論/消費税率引き上げ問題を追及・
小泉純一郎首相と民主党の前原誠司代表による2度目の党首討論が26日、行われた。前原氏は得意の外交・安保問題を取り上げた前回から一転して焦点を内政問題に絞り、将来の消費税率引き上げ問題を追及したが、議論は低調だった。 自民党の財政改革研究会は「消費税をすべて社会保障目的税化する」との中間報告をまとめており、前原氏は「なぜ自分の任期中は消費税を上げないのか」と迫った。 これに対し、首相は「税率はどういうもの(がいい)か、目的税がいいのかという議論をすると、1年や2年はすぐたつ。私の任期は来年9月までで、消費税を上げるという状況にはならない。これは政治家としての判断だ」と強調した。 前原氏は「どういう状況なら増税の環境が整うのか」と押し返したが、首相は「具体的にはこれから詰めていく」などと述べるにとどめた。 小泉首相と前原代表の党首討論はこの日が2度目だが、両氏とも淡々と持論を述べた。 ただ、前回同様、論理性に欠ける首相に対し、野党の身軽さも手伝って前原氏がやや押し気味という印象が残った。5点採点法なら5、4で前氏がわずかにリードという感じであった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005年10月28日 09時32分06秒
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