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・追悼施設議連/自公民から130人・
靖国神社とは別に無宗教で国立の戦没者追悼施設建設をめざす超党派の議員連盟「国立追悼施設を考える会」の設立総会が九日、国会内で開かれた。 自民、公明、民主三党の約百三十人が議連参加の意思を表明、約百人(代理出席含む)が出席した。 総会では、会長に自民党の山崎拓元副総裁、副会長に公明党の冬柴鉄三幹事長、民主党の鳩山由紀夫幹事長の両氏を選出。山崎氏は「国内外の人がわだかまりなく追悼の誠をささげるにはどうしたらいいか。新しい追悼施設の在り方について提言していきたい」とあいさつした。 もともと、追悼施設は福田氏が官房長官時代の私的懇談会が提言したことが議論の発端となっている。出席した福田氏は構想がこれまで動かなかった理由について「イラクに自衛隊を派遣したこともあり、自衛隊派遣との関係を言われるのではないか、ということがあった」と述べ、施設建設が「隊員の死」と重なり派遣反対の世論が強まることを警戒した結果だったと説明した。 一方、戦没者遺族ら民間人による「英霊にこたえる実行委員会」(会長、堀江正夫元参院議員)も同日、緊急集会を開き、「追悼施設構想は中韓両国に迎合したもので、自虐史観を背景にした売国的策動だ」とする声明を発表した。 国立の戦没者追悼施設建設をめざす超党派の議員連盟には、山崎氏、福田氏のほか、小泉首相の「かつての盟友」加藤紘一氏も参加している。「年末年始にかけて反小泉の固まりができそうな顔ぶれだ」(自民党山崎派議員)との見方も出ている。 いずれにせよ、反竹下派(経世会・当時)で思惑が一致して誕生したYKK(山崎、加藤、小泉)トリオの完全に崩壊したとの見方が有力だ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005年11月13日 21時38分31秒
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