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1月15日(水)曇り(寒波)
小泉政務官/「舛添氏支援の大義ない」 小泉進次郎内閣府政務官は1月15日午前、さいたま市内で、東京都知事選で 自民党都連が推薦する舛添要一元厚生労働相について「応援する大義はないと思 う」と述べ、支援する考えのないことを明らかにした。 小泉氏は「自民党を除名された方を支援することも、除名された方が支援を受 けることも、私にはよく分からない」と述べた。 党総裁(総理)を務めた父の小泉純一郎元総理が細川護熙元総理を全面支援する ことへの党内などからの批判に関しては、「(批判は)当たらない。(舛添氏は) 自民党本部の支援(推薦)ではない」と語った。 「舛添氏支援の大義ない」という小泉進次郎内閣府政務官の言い分、いっけん正 論のように聞こえるが、正論とは言い難い。 しかし、政党人、特に与党議員としてはどうだろうか。しかも進次郎政務官の場 合、一部メディアなどから将来を嘱望されている政治家である。自ら所属する自 民党都連と都議会自民党、連立与党公明党が支持を決めているのに「舛添氏支援 の大義ない」と素っ気ないひと言を言い放つというのはいかがなものか、と首を 傾げたくなる。 確かに舛添氏は自民党が野党時代に自民党を離党、除名された人物である。しか し、その後、任期切れで参議院議員を辞めている。そして、今回の都知事選出馬 となった。連立与党の自民、公明両党とも自前の候補者を擁立することが出来ず、 舛添氏に相乗りすること選択した以上、たとえ腹の中で「舛添氏支援の大義ない」 と思っていたとしても自民党議員としては、子供じみたことを言うべきではない だろう。 大義というのなら、細川元総理を支援するという父親の小泉元総理の方こそ、大 義がないのではないのか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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