26日の日記
・午前5時30分、起床。新聞のチェック。メールのチェック。・うめ子ちゃんの散歩。風呂。・朝食後、テレビのニュース番組。・取材申し込み、打ち合わせ。・午後1時すぎ、永田町取材。・福田総理/年金一元化は検討すべき課題・ 福田康夫総理は2月26日の衆院予算委員会で、民主党の長妻昭政調会長代理の質問に答え、公的年金の一元化について「国民年金を含めた一元化は検討すべき課題だ」と述べ、民主党が掲げる国民年金を含めた一元化も検討対象になるとの認識を示した。 ただ、実現へのハードルは高いのが現状で、民主党を政権協議に引き込む狙いもうかがえる。 福田総理は年金制度が分立する現行の仕組みが記録漏れを引き起こした一因との認識を示したうえで「(国民年金を含む)一元化を進めていく方向はいいと思う」と強調。さらに、民主党の年金改革案の全体像についても「一つの考えとして取りうるものだ」と語った。 政府が提出している年金一元化法案は、厚生年金と共済年金に関するもので国民年金は含めていない。収入がガラス張りの会社員や公務員は所得に応じた保険料を徴収できるのに対し、国民年金に加入する自営業者らの場合、所得把握が困難なためだ。・鈴木宗男被告/控訴審も懲役2年の実刑判決・ 受託収賄やあっせん収賄など4罪に問われた衆院議員、鈴木宗男被告(60)の控訴審で、東京高裁は2月26日、懲役2年、追徴金1,100万円とした1審・東京地裁判決(平成16年11月)を支持し、弁護側の控訴を棄却した。池田修裁判長は4罪をすべて認定し「政治力を利用して行政に不当な影響を及ぼし、1,100万円もの違法な利益を得た。刑事責任は軽視できない」と述べた。全面無罪を主張していた弁護側は即日、上告した。 池田裁判長は、建設会社「島田建設」(北海道網走市)から600万円を受領したとされる受託収賄について「工事受注の口利きや謝礼として現金を受けた」と認定した。「わいろは受け取っていない」という弁護側主張を退けた。控訴審で同社幹部が提出した「現金を渡していない」とする陳述書も「内容は不自然」と否定した。 製材会社「やまりん」(帯広市)から500万円を受けたとされるあっせん収賄では「受け取ったのは官房副長官の就任祝い」とする弁護側主張を一蹴(いっしゅう)。「秘書のメモなどから違法伐採問題の対応を依頼するためであったのは明らかだ」として、わいろと認定した。 弁護側は「1審後に当選させた国民の判断を尊重すべきで、実刑は重過ぎる」とも訴えたが、池田裁判長は「犯情は悪質で、国政への貢献などを考慮しても、執行猶予とすべきではない」とした。・三浦容疑者逮捕でロス市警会見/新証拠「何も言えない」・ 米国ロサンゼルスからの報道によると、1981年(昭和56年)のロス疑惑銃撃事件で、殺人と共謀の容疑で逮捕した元会社社長三浦和義容疑者(60)について、米ロサンゼルス市警の未解決事件担当捜査官が25日午前(日本時間26日未明)、同市警で逮捕後初めて記者会見した。 新証拠の有無に関しては、「その件については何も言えない」と述べた。 ロス市警は1988年(昭和63年)、三浦容疑者がロス市内で妻だった一美さん=当時(28)=を保険金目的で殺害したなどとして、殺人と共謀容疑で逮捕状を取得した。三浦容疑者は今月22日、この逮捕状に基づき、米自治領のサイパンで逮捕された。 未解決事件担当のリック・ジャクソン捜査官は「未解決事件の容疑者を逮捕する際、必ずしも新証拠が必要なわけでない。三浦容疑者に対し、1988年に発行された逮捕状は今も有効。サイパンを頻繁に訪問しているとの情報をつかんだので、現地と協力して逮捕に踏み切った」と説明した。 未解決事件担当班が過去2、3年前から捜査していたとし、逮捕に当たっては、検察とも調整したことを明らかにした。 ・自民、民主が勉強会/「カジノ」導入に向け・ 民主党の「娯楽産業健全育成研究会」(古賀一成会長)は2月26日、参院議員会館で、自民党の「政務調査会観光特別委員会カジノ・エンターテイメント検討小委員会」の岩屋毅委員長を招き、カジノ導入に向けた勉強会を開いた。「カジノ法案」をめぐり両党が協議するのは初めて。岩屋氏は「与野党が連携して国民的論議を起こしていきたい」と法案提出に向けた協力を要請。古賀氏は「法案づくりにアクセルを踏んでいきたい」と応じた。・本日の歩数8,425歩。