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カテゴリ:読書
世界の経済状況を示す指標として使われてるGDP、GDPが増えることに注目が行きがちな現代の歪みについての意見書みたいな一冊です。
幻想の経済成長 [ デイヴィッド・ピリング ] GDPは、国によって犯罪の結果である取引を組み入れたり、金銭計算しにくいものは外されたり、公害などで自然が汚染されてもそれ自体でGDPは影響を受けることがない。 日本のように数値の上では悲惨な停滞になってる国も実態をみれば人口が緩やかに減少していても、GDPは減ってない、むしろ延びているなど GDPの算出方法やデータの利用方法に問題が多いことを説明してくれます。若干読んでいて、経済成長不要の下山論者似似てるのかな?とも思いましたが、執着すべきではないとしているだけで指標としての有用性は認めてるので少し違うかな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019.07.30 23:13:15
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