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テーマ:読書(8542)
カテゴリ:読書
歌舞伎町の立ちんぼ本、2冊目。 こちらの本では、家族の問題から孤立や満たされない想いに悩まされた女性がホストにハマってしまう図式と、ホスト側も以前に比べて太客のような儲けられる客が減り、一般層も容赦なく沈めるといったビジネスモデルの変化という側面もまた大きいことが見えてくるような。 民間に任せて自由にそういった女性の対応を進めるという自治体の対応も、民間も様々で政治団体の入口になってるようなところもあるようなので、助けた女性が別の意味で苦難に合わないように民間に丸投げは危険だよなとは思いました。 まあこの本で結論付けられてるように戦前の家族制度に変わるものがきちんと用意できず、社会の変化に合わない不具合を起こしてる図式が出ているような。かと言って戦前に戻れるわけもなく、どうしたらいいのか混沌はまだ続きそうですね。 ルポ 歌舞伎町の路上売春 それでも「立ちんぼ」を続ける彼女たち (ちくま新書 1762) [ 春増 翔太 ] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.12.29 11:50:52
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