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テーマ:読書(8525)
カテゴリ:読書
19世紀フランスの社会思想家の著書。 貧困に苦しむ下層民の生活を見て、資本家や地主が工場や土地を所有することこそが、この状況の原因であるとし、自分が使い得る範囲を超えた「所有」を悪とし、禁ずることですべての人の生活が安定するという考えが述べられている。 人間の能力の差はないという前提で賃金の格差も否定してるが、実際のところは遺伝レベルで能力の差はあるようなので 時代の差というものは感じますね。 共産主義に望みを持ってるような雰囲気でしたが、共産主義は指導者層が「所有者」になってしまう可能性が高いシステムなので、理想通りにはいかないですね。 所有とは何か (講談社学術文庫) [ ピエール=ジョゼフ・プルードン ] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.03.02 12:34:52
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