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テーマ:読書(8514)
カテゴリ:読書
古代日本が中国や朝鮮半島の国家の影響を受けて国としての体制を作り上げてきた流れをまとめている本ですね。 関東にある高麗郡が旧高句麗の王族たちを受け入れて与えた土地であること。他にも百済や新羅の関係者を受け入れた理由が小帝国としての日本の体面を整えるためなど。 他にも律令制の導入に際しての近隣諸国からの情報受け入れなど古代日本にとっては重要なプロセスだったもの。 まあ律令制は日本に合わない制度だったので、ほぼ形骸化し 実情にあった武家法などに変わっていくんですけどね。 昨今の世界史では近隣諸国との交流史を重視して中国歴代王朝の歴史まで習ってるみたいですが、元まではほとんど同じこと繰り返してるだけだし、そんなに詳しくやることもないんじゃないかなぁとは個人的に思ってしまいますが。 [書籍] 古代日本の国家形成と東部ユーラシア〈交通〉【10,000円以上送料無料】(コダイニホンノコッカケイセイトトウブユーラシアコウツウ) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.03.09 10:48:30
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