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カテゴリ:読書
アメリカのアジア戦略、建国期はそこまで関心がなくとも西海岸まで領土が到達し、太平洋に面するようになるとアジアでのヨーロッパ列強の動向、ロシアの動きわ意識するようになり、中国に進出するための拠点として日本を開国させ、スペインとの戦争のあと、フィリピンなど太平洋に植民地を確保。第一次世界大戦後は日本とイギリスの海軍に挟撃されることを恐れて日英同盟潰し、その後日本を追い詰めるも太平洋戦争開戦時には軍艦が足りずわりとギリギリな状態だったとか、第二次大戦後に千島列島をソ連に渡す約束も、ルーズベルトが主体で動いて前後の共産主義との対決姿勢があることを想定していた武官らは困惑してたとか。 案外右往左往してるのがよくわかりますね、 特に第二次大戦後は中国の共産化も防げず、朝鮮戦争を招くような防衛ラインの発表などなど、やらかしはさらに増えていたようで。 下巻は現代に入るけどどんなやらかしがあるのか、怖いですねー。 アメリカのアジア戦略史 上 建国期から21世紀まで [ マイケル・グリーン ] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.03.13 18:35:26
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