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カテゴリ:読書
明治維新後、琉球王国が日本に組み込まれ沖縄県となった一連の流れ、幕末のペリー来航とそのときに琉球王国とアメリカで結ばれた米琉コンパクトという通常の条約より簡略化されたものが結ばれた所以、清朝の朝貢国であり且つ日本に実質的に支配されてる立ち位置がもたらしたものは、琉球が独立した国家ではないのではないかという諸外国の認識だった。 そして、日本と清朝の交渉。日本は琉球を征服したと主張、清朝は長年の朝貢国と主張と議論は平行線。日本は清朝内での通商権を狙い、琉球の分割、八重山や石垣を清朝へ渡す引き換えに内地通商権をという交渉に及んだという。 この分島論はよく耳にしたけど実際はどうという本はなかったので興味深かったな。 琉球をめぐる十九世紀国際関係史 [ 山城智史 ] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.04.16 19:19:14
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