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テーマ:読書(8504)
カテゴリ:読書
ビザンツ帝国から入ってきたキリスト教、それがロシア正教。その歴史が興味深くなったのはやはりロシア革命後の世界。初期は旧体制の残滓として徹底的に破壊され尽くしたが、独ソ戦で民衆を鼓舞したり戦うことを勧めたりして、スターリンと和解するも次のフルシチョフで再び迫害されるという、旧共産圏ではありがちな宗教警戒に振り回され、ゴルバチョフのペレストロイカのながれで再び和解するも、ロシア正教内でのキエフの分離など新たな問題が生まれたという、今のモスクワ大司教がウクライナ叩きに夢中な背景がなんとなく伺えて来たような。 ロシア正教の千年 (講談社学術文庫) [ 廣岡 正久 ] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.04.20 10:59:52
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