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カテゴリ:読書
第一次大戦下で起きたインフルエンザの世界的な流行から始まって第一次大戦、そして大恐慌、第二次世界大戦とアメリカが世界の中心になった時代の世界の様相。世界大戦を優先させインフルエンザの対応が後手に回り、特に植民地での無策が目立ったイギリス、第一次大戦後の世界で借金回収に走り非難されるアメリカ。そして大恐慌で崩壊した経済を立て直すためのニューディールについても弱者支援機構に金が回らず破綻しそうになったり綱渡りだったとか、低賃金に対して最低賃金を設定しようとして南部からの猛反発を受けるなどアメリカの政治も今と同じようにこの時期もゴタゴタしていたと思えるところや、太平洋ではなんとかつながっていた日本が好戦的な軍部が起こした満州事変により崩れ、中国との関係がより密になったあたりの話なと、エピソード多めで面白かったですね。 始動する「アメリカの世紀」 両大戦間期のアメリカと世界 [ 紀平 英作 ] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.05.24 23:26:25
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