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テーマ:読書(8504)
カテゴリ:読書
日本では影が薄い第一次世界大戦。この戦争で崩壊したオスマン・トルコ帝国の影響で今もあれてる中東地域。 その崩壊の原因となった第一次世界大戦の状況、トルコ帝国の立ち回りの悪さもあるが、イスタンブールを占拠し黒海から地中海へのアクセスを握りたいロシアの野望、インドへの波及を恐れて中東地域のイスラム勢力をコントロールしたいイギリスそしていっちょ噛みしたいフランスとドイツやオーストリアと言った欧米列強の草刈り場になった位置関係の悪さが光りますね。 アルメニア虐殺の発生についてもロシア側にいるキリスト教徒の誘いを受け内通や反乱を繰り返した為に宗教的感情も含めて暴発したっぽい感じは困ってるときにやられた感情はずっと引きずるというのをリアルで認識できたかな。 オスマン帝国の崩壊 中東における第一次世界大戦 / ユージン・ローガン 【本】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.08.04 11:23:23
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