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テーマ:海外生活(7779)
カテゴリ:トルコで住む!
ワタクシはこんないいかげんな国に長年暮らしてしまったせいで、
すっかりチャランポランな人間に成り下がった、と思われがちなんですが、 こう見えてもまだまだデリケートでして、環境の変化やストレスなどで お腹の調子が変化するのですが、やはりこれって自律神経がやられてる ってことなんでしょうかねぇ? だから旅に出るとトイレが人一倍気になるんです。どこにあるか?とか、 きれいか?とか。 で、トルコのトイレのはなし。 田舎に行くに連れ、「ア・ラ・トゥルカ」と呼ばれる、おしゃがみ式の、いわゆる 和式みたいな便器が主流となります。 ドライブインのトイレなどで、その街のア・ラ・トゥルカ度が分かるんですが、 地方に行けば行くほどア・ラ・トゥルカだらけで、度数が高くなります。 こういうところで洋式があっても、 「誰が座ったか分からないようなトイレに座りたくないわ!」 という、ニホンジンと同じ心理が働くようで、ドライブインや 公衆トイレなどでは圧倒的にア・ラ・トゥルカが人気です。 そのア・ラ・トゥルカ、日本みたいな金かくしがついていないので、どっちが前で どっちが後ろか、一瞬見分けがつきません。 日本ではドアを開けてスっと入ったら、目の前の壁が前側で、背中のドアが 後ろ側ですが、トルコでは反対で、壁側が後ろ、ドア側が前になるのです。 なので、ア・ラ・トゥルカを見てどっちが後ろ前だか分からんときは、ドア側に 向かって座れば、まずはOKでしょう。 (別に向きが間違ってても、たいして問題はないですし・・・気にしないこと) ア・ラ・トゥルカの横に、蛇口と軽量カップのデカイのが置いてあるのですが これは皆さん、用を足したらお尻を洗うのです。 イスラム教徒にはそういう習慣があるのです。 それからお祈りの前には「アプテスト」と言って、耳とか鼻とか口とかお尻とか 身体の「穴」をきれいに洗うことが決められているんです。 そのための蛇口と軽量カップなんですね。 ワタクシはやったことありません。 要領が分からないので、下手にやっちゃったら、下半身ぜ~んぶ水浸しに なりかねないし、第一、ぬるま湯とかじゃなくて水ですからねぇ・・・ 心臓に悪そうじゃないですか?? トルコも都会ではたいてい洋式スタイルです。公衆トイレでも、空港のような ガイジンの多いところでは洋式が目立ちます。 なぜか、アタトゥルク国際空港の洋式トイレは、便座が異常に高くって、 ワタクシ、足が地面につきません。 別にトルコジン、特に足がながーいわけじゃないんですがねぇ・・・ TK(エアバス機)の機内トイレも確か便座が高かったかな? それとは逆に、成田空港のトイレは異常に低くないですか?? 日本では便座に便座カバーとか掛けますけど、これはトルコでは評判が悪いです。 「他人が座ったとこ拭けず、なおかつ何か染み付いていたら・・・汚い~!」 らしいです。 それから暖房機能のある便座もX。 「なまぬるいかんじが、誰かが座って温めていたみたいで、キショイ・・・」 これら一理ありますので、我が家は便座カバーございません。 日本とのトイレ文化と比べてみると、イスラムの習慣を除き、結構 似てるもんだなぁ・・・と感心してしまうのでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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