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テーマ:海外生活(7779)
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先日お友達から回ってきた、あるトルコジン男性の「結婚観」
に関するメール。 ~~~~~~~~~~~~~ わたしたちは17年目の結婚生活に入ろうとしているが、 その間わたしたちの周りでは、40組の友人夫婦が結婚生活の 終わりを迎えた。これは決して大袈裟なことではない。 「結婚生活を長く続けてこれた秘訣はなにか?」と聞かれたら、 それはおそらく世間一般で当たり前と思われている結婚観を 信じていなかったからだと思う。 では、その世間一般の結婚観・ルールというと; 〇男は女より年上でなければならない。 →男は女を抑えないといけない。 女は男より早く衰えるから(出産などで)年下に限る。 〇学歴は女のほうが低いか、せいぜい同じでなければならない。 →知恵のついた女は家でおとなしくしていない。 わたしたちといえば 〇妻はわたしより2つ年上である。 →17年間妻を抑える必要などなかった。 おまけにわたしがどんどん老けていくのを横目に 妻は年とともにどんどん若返っていく・・・ 〇妻は3つの大学を出ている。 →それに比べてわたしは1つの大学を9年かけて卒業・・・ ひとつの音楽を聴いているとき、耳に入ってくる音はおなじでも、 そこから生まれる感情は十人十色。 このことをわたしたちはよく知っていた。 わたしが話すとき妻は黙って聞き、妻が話すときわたしは黙って聞く。 わたしが怒っているとき妻が、妻が怒っているときわたしが 「そのとおりだね、あなた」 怒りが収まり、気持ちが落ち着いてきた時 「でもね、ちょっとこう考えてみて・・・」 わたしたちはいつもこう話す。 それぞれを、違う人間だと思ったことがなかった。 この人生で同じ目的に向かって戦う戦士のようだった。 決してお互いに干渉はしなかった。 二人のそれぞれの収入がどれ位なのか、テーブルの上のケータイが 鳴り続いても、こんな時間に掛けてくる異性は誰なのか?とも。 それは、わたしたちにとって「愛」の一番の親友は「信頼」であり その「信頼」の影に隠れている「尊敬」が常にあるからだ。 17年で沢山の夫婦喧嘩もあった。予想もしないような夫婦の危機も 乗り越えた。 一度お互いを激しく傷つけ合った時、わたしは初めて妻のいる 寝室を飛び出し、客間で一晩を過ごした。 夜中ドアが開いた。妻が「なにしてるの、ここで?」とドアの影から 聞いてくる。 「寝てるの」わたしが凍るような冷たい声で答える。 妻は消えた。そして1分もしないで戻ってきた。枕を抱えて。 「ちょっと詰めて・・・」狭いベットに入り込む。 「・・・なにしてるの?」 「わたしの場所はあなたの隣。あなたが来ないのならわたしが行くの」 その晩気付かされた。一番長い喧嘩でさえも、せいぜい寝る時間が タイムリミットだと。 自分でもそう思った。これがわたしたちの正解なんだと。 その日からわたしたちは変った。 相変わらず家のいたる所で喧嘩はしたが、寝室には持ち込まなかった。 お互いの心を傷つけ合っても決していつまでも後に残さないように 心掛けた。 世間一般のルールに振り回されていたら、結婚というゲームで、 わたしたちも41番目の敗北カップルになっていたはずだ。 しかしわたしたちはこのゲームのルールを自分たちで決めたのだ。 なぜならわたしたち二人のゲームであり、わたしたち二人が主役なのだから。 結婚とは計算づくではない。 世間の声に耳を傾けることなく、惑わされることなく。 ただただ自分たちの心の声に忠実に。 ~~~~~~~~~~~~ これを読んだ女の子たち: 「こんな出来た男がいるのならお目にかかりたい」 うちのラクンに転送。 「どーお?おなじトルコ男として?」 ・・・・ ←読んでる 「べつにー」 「うちらはどーよ?」 「うちらはもっとオリジナルだ。夫婦はオリジナリティーが命である」 ・・・そりゃ分かるが、どうオリジナルなんだよ? 「夫婦には、その二人にしか分からない、なにかがあるんだよ。 それを感じたからこそ、夫婦になるのさ。 うちもどんどんオリジナルな夫婦になっていくからなー!! だいたいねー、ヨソの夫婦と比べること自体おかしくない? いーじゃん、別にヒトの結婚生活なんて。 おまえ、ちょっと、ワイドショーの見過ぎじゃない?? トルコの女みたいになるなよなっっ!」 ・・・う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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