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テーマ:海外生活(7779)
カテゴリ:トルコで住む!
先週末。
またもや迎えてしまった・・・嬉しくも楽しくもないワタクシの3〇才の誕生日・・・ 去年はちょうどラクンの初来日と重なり、西の都・OSAKAでカルチャーショックに うたれた彼は、心斎橋の真上でストレス大爆発。 ラクンは放たれた鉄砲玉のようにOSAKAの闇に消え、どこに行っちゃったか 分からないし(いわゆる行方不明・・・?)、ワタクシも鉄砲玉探しに半ベソで アーケードの中をウロウロウロウロ・・・ ああ、思い出すのもおぞましい恐ろしい誕生日だったけれども、 今年の誕生日は去年とうってかわって、し・・・ず・・・か・・・ 今年のラクンは風邪が絶好調・ハナずるずるで頭にハチマキ(気合で治すらしい)、 セルパック(ティッシュ)を肌身離さず状態だし、ワタクシも子供のころのような 「おいわい~♪おいわい~♪」って気分にもならず(ってゆーか、どちらかといえば、 また老けちゃったのね・・・とくらーい気分)結局いつもの、どこにも行かずに(行けずに) 家でゴロゴロの、ごくフツーな週末だったっす。 ラクンは「誕生日を祝う」という概念のない環境で育ったひとなので、 彼に多くを望んではいなかったのですが、それでも朝一番に、 セルパックで鼻を押さえながらハッピーバースデーを歌ってくれ、 ほんとは自分が体力つけたくて食べたいくせに 「今日はお祝いにおまえの好きな『知事様のケバブ』を食べさせてあげよう・・・」 とか言って、ケバブ屋に連れてってくれたり。 そして常日頃より 「誕生日にはお祝いの品を贈るのが世界の常識(?)」 と洗脳していたので、なんとも腑に落ちない面持ちではあったけど、 「・・・なにほしいの?」 ということで、去年は指輪をもらったので今年は耳輪(ピアス)をねだったら 「誕生日ごとに輪っかばっかり買ってたら、おばあちゃんになった頃、おまえの 身体は輪っかだらけだ・・・」 でも 「金だと、緊急時には売れるよ~。投資だよ~。」 ←ワタクシ 「・・・いこ。」 なぜか金屋(クユムジュと呼ばれる金銀の輪っかとコインを扱うお店)は 「株とか銀行の投資商品でお金増やすの難しい~、でも現金 持ってるのも危ないから~」 ってかんじのおばちゃんたちでいつも激コミ。 そのなかに交じり込んだワタクシたち。 「いらっしゃいませ~♪なにをお探しですか~?」←すかさず店員の猫なで声 「ピアスを見たいんですけど~ぉ・・・」 「今お出ししますね。何かお飲みになります?チャイとか、ジュースとか、ソーダとか」 (注:トルコで買い物中ノドが乾いたら、金屋に行くことをお薦めします。) ラクンはおばちゃんたちの熱気と金銀を照らすライトの熱にやられてグッタリ。 入り口近くの外気が漂ってきそうな椅子に座り込み 「もうなんでもいいから、気に入ったの探して~!!ハディイイイイ(ほら)!!!」 ワタクシはラクンの気が変わる前に探さんと、と、アセアセ(汗)。 入店後10分で選んだものは、花のモチーフのホワイトゴールドの輪っかピアス。 (トルコではポストがスタッドタイプのものはあまりなく、たいてい輪っかになってて 落ちにくい) あとで画像アップしておきますが、結構気に入ってます。 「もしお気に召さなければ、いつでも他の商品と換えますよ~」 ←店員 (=重さを量って、それに見合う金額の商品と交換が出来る。 =飽きちゃったら売りに出して気に入ったものと交換出来る。) ↑トルコには珍しい非常に無駄のない合理的なシステム よーく見たら、アルトゥンバシュのものでした。 日本でいえば、じゅわいよくちゅーるマキ・・・ってとこかな? ←まだありますの? ワタクシたちは店を出て、家に戻る道すがら、ラクンが花屋に。 「すいませーん、お願いしていたやつ、ください。」 それはシクラメンの鉢でした。どうも注文していたみたい・・・ 「タウシャン、花が好きだから。僕みたいに大切に育ててね。」 ああ、ラクン。これが一番嬉しい贈り物かもしれないわ。 花言葉:「きずな」「愛情」「思いやり」「内気」 ←あら、ワタクシにピッタリ?! 別名: 「かがり火草」 そして・・・「豚のまんじゅう!!」 ああ・・・豚のまんじゅう・・・実はこれが一番欲しかった贈り物だったりして・・・(泣) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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