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「お前!税理士に頼むと、めっちゃ高いよ!」と言われたそうです。
その通り、決して安くはありません。 だけど、どうなのでしょうか? 会社で一番大きな経費は人件費。 何もわかっていない高校生の子にさえ、最低賃金で東京都であれば、時給で1000円以上かかってくるわけで、経理担当者を一人採用して… と考えたら、一年でどれくらいの人件費が増大するのでしょうか? もちろん、会社の規模にもよるとは思うのです。 それほど、大きな会社ではなく、せいぜい数千万円程度のの売上高であれば、税理士報酬はパートさん一人分よりもずっと少ないところが多いはず。 それを安いと思うのか、高いと思うのか、そのあたりは感覚の違いですから何とも言えません。 また、税理士を依頼したとしても、売上があがるわけでも、利益が拡大するわけでもないから、と考える方が少なくないのかな?と思うところも、「報酬が高い!」と言われる原因かも…。 でも、会社を長く存続させるには、「攻め」ばかりでなく「守り」も重要ではないかと思うのです。 どちらかといえば、「攻め」が好きな人が多い。 私も野球では、守りよりも攻めているほうが楽しいし、面白い。 だけど、会社経営は野球のように「攻め」と「守り」が交代する競技ではなく、つねに「攻め」と「守り」が入れ替わるサッカーやバスケのようなものではないかと考えています。 税金は会社経営にとってリスクです。 期中でも業績確認、税額予想も「守り」ですが、税金を納税しなくて「よかった…」ということが、守りぬいたは言えないです。 納税がなかった、少なかった、というのは場合によっては、業績がよろしくなかった、ということもあるでしょう。 その反面、国の政策に従って、賃上げしました、設備投資しました、ということで特例の適用ができたり、消費税の課税方式を納税額が少なくなるものを事前に選択できました、というのは別ですが。 「税理士報酬が高い」と感じているのであれば、もしかしたら、その依頼している税理士の仕事ぶりに不満があるかもしれません。 そんなときは、きちんと要望すべきです。 何をしてほしいのか?どういう助言がほしいのか?その報酬が仕事ぶりから高額と感じるのか?そんなことを要望すべきです。 ただ、税理士にも仕事スタイルの違いはありますから、それがミスマッチなのか?だから報酬が高額だと感じるのか? ただ、やっぱり「人」ですから、相性というものも大事だと考えています。 税理士側も「合わないな~」と感じるお客さんもいないわけではないと思います。 ちなみに私が苦手なお客様は、上から目線のお客さんかな? 「うちはお客様なのだからさあ!」というオーラが出ている人はとても苦手です…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022.05.23 20:49:07
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