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誰もがすまし顔をしているけど、
不平も不満も聞いたこともない人も、 いつも元気でニコやかな人も、 ご家庭で何もない家なんて、ないと考えています。 人の家庭を覗き見る(見たくてみているわけではないですが…)ことのできる立場であるのが、税理士だったりします。弁護士さんほどではないですが…。 いざ相続!なんてことになったときに、家庭の問題が顕在化することも少なくない。 仕事をするうえで、家族関係の諸々を知っておかないと、不都合があることもあり、もちろん守秘義務もありますが、話ししたくないことだとわかっていても、あえてこちらからお尋ねすることもある。 特に、兄弟は近い存在のようで、年をとるにしたがって、その関係は希薄になり、育ってきた環境は同じであっても、社会に出た後の人生が長くなるほど、仕事での立場だったり、そのしんどさだったり、収入だったり、取り巻く環境が変わってくるわけで、 かつ、それぞれのパートナーが違えば、それぞれのパートナーに抱く感情も異なり、会話・対話することも減っているわけですから、相容れない部分もでてくるのは当然。 で、「親」という絶対的な目上の存在がいなくなることで、対等な立場と考える兄弟での争いが起こることが少なくないように思える。 お互いに「家族」というものが根底にあるから、言いたいことが言えてしまう。遠慮がないのだ。 他人だったら、オブラートに包み、それなりの言い方もすることはあるだろう。 だけど、言いたいことが言えてしまうのも、家族だからだと思うのだ。 逆に、言いたいことも言えず、それを弁護士さん等の他人に託すことになるようでは、これからの関係は難しくなってくる。 かえって、「クソ!」と思っても、言いたいことが言える関係、言葉を選ばずに、感情をストレートになげかける、そのほうがお互いの理解が進むような気がします。 一緒に過ごした子供時代よりも、独立したその後の人生のほうが長いわけだから、理解できないことがあって、当然でしょ。 同じ屋根の下で生活していたって、言いたいことがいえない関係の人もいる中で、汚い言葉でも直球ど真ん中に投げ込んだほうがわかりやすいかな? 最後は主張や意見はするけれど、相手の気持ちや立場、置かれた環境等をお互いにしっかりと理解し、わかろうとする努力も必要なのではないかな? 何事も後腐れのないように、一時的な感情に流されず吐き出すばかりでなく、それを受け止めて咀嚼することができれば、ぶつかっても、これまで以上のよい関係が築けることもあるかな? そんなご家庭も見てきています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022.06.17 20:39:32
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