|
カテゴリ:LOHAS(?) かしこい消費者
「容器包装に係る分別収集及び再商品化の促進等に関する法律(容器包装リサイクル法)」が
対象としてるのは家庭から一般廃棄物として排出される容器包装廃棄物のリサイクルシステムというお話をしました。 では いったいどれくらいのゴミが排出されているのでしょうか??? 平成元年度以降毎年年間約5,000万tの一般廃棄物が排出されています。 排出量は図4-1-1のとおりここ数年横ばい傾向が続いています。 13年度は、総排出量5,210万t、国民1人1日当たり1,124g。 市町村が行った中間処理のうち、直接焼却された割合は78.2%。 焼却以外の中間処理(破砕・選別による資源化、高速堆肥化等)及び再生業者等に直接搬入される量の割合は16.5%。最終処分量は995万t で、前年に比べ56万t減少。 ゴミの排出量は減ってない!リサイクルによってかろうじて最終処分量が減ってるのが実情です。 ゴミ処理事業経費は 年間 国民一人あたり18,700円 全国の自治体のゴミ処理経費は年間3,000億円にもなっているのです。 これはすべて税金でまかなわれているのですよ。 リサイクルにまわしたプラスティックは 1トン当り約8万円かかり(埋め立てなら3万)、 しかも再生率はわずか51% のこりは結局廃棄処分されてるのが現状です。 プラスティック製品の生産量は年々増加の一途をたどっています。 レジ袋のところでお話しましたが、プラスティックの生産には その重量の2倍の石油が使われています。 一口にプラスティックといってますが、その素材はさまざまでたとえばレトルト食品の袋はアルミとの複合素材。とても再生しにくいのです。 便利な暮らしの影で ゴミは本当に深刻な問題です。 いまさら 高度成長期以前のような生活には戻れませんが、少しでも ゴミを減らす=無駄なものを貰わない取り組みを本気でしなければならない時期になっているのです。 もう少し このお話を続けます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[LOHAS(?) かしこい消費者] カテゴリの最新記事
|