ダウントン・アビー6 8話
上の階は、だいたい収まるところに収まりましたメアリーの結婚式の時に、シビルのお墓の周りで走り回る子供たち誰のお墓なのか知らずにはしゃいでいる姿が可愛い半分切ない半分シビルが生きていれば、メアリーとイーディスの仲も違っただろうけどトムがイギリスに戻ってくることはなかったし、こんなに立ち回ることはなかっただろうからなぁ<メアリー>自分は身分のないタルボットさんを愛してしまって、家を継ぐことを考えた末に、泣く泣く結婚を諦めたのに、妹は好きな人と結婚するだけでなく、自分より高い身分になると知り、お前も私と一緒に不幸になれーーーーーなメアリーです領地管理人だったペラムさんが侯爵になってもイーディスと結婚するつもりだと知ってから、ますます嫉妬プロポーズを受け入れた翌朝の朝食の席で、マリーゴールドがイーディスの実娘だと言わざるを得なく持って行くここぞと言うときに嫌なお姉さんになるメアリーさまは相変わらずですバイオレットさまに諭されて、「自動車事故で死んで欲しくないけど、レースを止めろとも言えない」とようやく本音を口に出せて、タルボットさんに「すぐ来て」と電報を打って、マシューの墓に話をしに行って、偶然、姑のイザベルとも出会って、再婚を祝われて、覚悟を決めてタルボットさんと会ったら、もう婚姻許可証は準備してあって、あっという間に結婚式という手回しの良さこれで幸せになってくれたらいいなぁ<イーディス>上手く結婚するために、マリーゴールドのことはただの養女にしておけばいいのに、誠実にありたいと悩むイーディスは、育ちがいいですペラムさんが侯爵になるとなれば、イーディスは侯爵夫人になり、ますますマリーゴールドの存在が重大になるけど、伝えるべきか否か、伯爵家の中でも意見が分かれていますだからって、未亡人のメアリーに子供がいるのとは訳が違うイーディスは交際中に死別してからの妊娠、出産だからこの時代の貴族階級では許されないことだものね最初から正直に話していても、ペラムさんが受け入れたかわからないわ~むしろ、誰かに喋ってスキャンダルにされたかもしれないよね「初めから話してくれていたら」なんて、後からなら、何とでも言える!ま、ペラムさんにしてみたら、いきなり貴族社会に入るのだから、勝手を知っているイーディスにいてもらった方が心強いんだけどね今まで処女だと思ってたら、経産婦だった!ってのはショックだろうな<バイオレットさま>フランスから帰ってきて、すぐにダウントンへ孫娘の一大事となれば、老骨に鞭打って頑張るお祖母さま伝統と格式を重んじるバイオレットさまでもそれ以上に愛が大事と言い切りましたうん、バイオレットさまもロシア貴族と駆け落ちしようとしたもんね<パットモアさん>やっと宿屋を経営し始めたのに、最初の客が不倫カップルで、不貞で訴えられたってパットモアさんには罪はないのにねー評判を上げるために、伯爵夫妻がお茶に来てくれるって長年、仕えてきた甲斐があったよ<モールズリーさん>張り切って教壇に立ったものの、思惑通りに授業は進みません子供は勉強が嫌いなものですからねーだけど、自分も使用人の立場だったけど、勉強を続けていたら、教師にもなれると言ったら子供たちの姿勢が変わりました皆、親が使用人だから、自分の将来もどうせそうなると最初から諦めてたんだろうね他の選択肢なんか、身の回りにもなさそうだもの<カーソンさん>伯爵家の名誉を守りたいだけなのに、周りから前時代的と言われて、理解されないカーソンさん伯爵夫妻を不倫の宿のお茶に招待するだなんてカーソンさんにとっては、とんでもないことですよでも、伯爵直々にお茶に行くと言われたら、止められないトーマスの自殺も、自分が追い詰めたせいだとわかっているから自分からトーマスをもう少し雇って欲しいと伯爵に願い出て、メアリーさまとタルボットさんの復縁シーンも見てしまって、カーソンさんの心臓が保たないんじゃないでしょうか