相棒18 4話
あぁ、また転落死体かぁ……と思ったら、まだ動いてるし!靴を履いていない足の五本指ソックスが妙にリアルです<冠城くん>元法務省キャリア官僚らしく、厚労省の「かとく」の職務内容まで詳しいです知り合いの人事情報を把握するために、各省庁のHPを熟読していそうwその上、警察で鍛えられたおかげで、挙動不審な野次馬も見逃しませんしかも、ジャーナリストだと識別右京さんはその経歴まで知っていて、「敬服してます」まで言っちゃうので、まだまだ右京さんの慇懃無礼さには敵いませんけど、まさか、ジャーナリスト側に知られているとは思ってなくて逆に探りを入れられてしまってますね風間楓子と連絡を取るのは、冠城くんの仕事風間楓子を「子猫」呼ばわりできるのは、冠城くんだけでしょうね青木くんだったら、女狐とかピラニアとかスッポンとか言ってそうですこうやって右京さんと話をしている間に、何からどう調べるかは構築済み右京さんと捜査順の意見が違っても、意見を戦わせることなく、単独行動の許可を得て(一応上司なので)伝票を右京さんに渡してさっさと行っちゃうきっと右京さんは何をどう調べていくかも、予測済みなんだろうね情報が欲しい捜一と情報元の『かとく』が対立しているところに乗り込んで厚労省側の立場に立って懐柔して、業務内容を聞き出す冠城くん女性と官僚の転がし方はよくわかってますねしかも、伊丹んと芹沢もコロコロ転がしてw右京さんと以心伝心、捜査方針が違ってもやることはわかってるので目くばせ一つで、遊具工場の『物置』に入って、不法労働者を見つけちゃった北海道の離島でも、目くばせ一つで単独行動して調べてましたね右京さんも、自分が気になったところに冠城くんが気づいているとわかっているから自分が相手の気を引いている間に、冠城くんに行動させてる感じ協調や協働はしなくても、謎解きに関して一定の信頼は寄せてますねやっぱ、冠城くんは有能なんだな法務省で置いておくのはもったいなかった<右京さん>ジャーナリストの背景を探るために、小学校に出向く右京さん今になって刑事が来たら、小学校側としてはびっくりです冠城くんを自由に泳がせて、遊具工場で出会っても驚きはない違うルートでも、行きつく先は同じだと最初からわかっていたみたい自分が両方調べることはできないから、もしかしたらわざと冠城くんと違うところに着目した?冠城くんの情報収集&調査能力を信頼してるんでしょうね西島さんが片桐さん転落死の容疑者として取り調べを受けてるところに入り込んで靴を脱がせた不自然さを指摘し、厚労省の係長には、代議士からの圧力を指摘したのにベトナムからの技能実習生グエンさんの遺書が日本語で書かれた不自然さはスルー?モールス信号を解読できた右京さんだから、グエンさんが母国語で書いていても読めそうなのにな~<青木くん>特命係の雑用係にされるのは嫌だけどできないとは言いたくないから、言われたら調べちゃうし、右京さんに「こんなことを頼めるのはきみだけ」と囁かれ冠城くんから「俺に会いたい気持ちもわかる」とボディタッチされてまんざらでもないんでしょう?ネットを探れば、たいていの情報はどうにかなるから青木くんは重宝されていますね<ジャーナリスト中川>元新聞のエース記者からジャーナリストへ児童遊具の危険性について報道したのが最近の仕事上り棒に上って、上で揺らすのが、正しい遊び方とは思えませんが……想定外の使い方をして破損したことまで、製造元と管理者の責任にされたらなぁこの小学校は、点検を怠っていたという瑕疵があったからだけど瑕疵がなかったら、設置責任? それとも遊び方の指導をしなかった責任?そこから、外国人技能実習生の過重労働に繋がり、被害者とジャーナリストに繋がっていって、事件に至ったと。被害者の死亡を記事にしなかった理由を「地検が入るかも」云々言ってたけど、右京さんの目は誤魔化せないよ~そもそも、遺体が誰かわからない状態だったもんグエンさんの遺書を渡せと迫って、脅して、上司に掛け合うとまで脅した翌日に脅した相手が死んでたら、そりゃ嫌だよねしかも遺書を渡すと約束した時間に死んでたらねー舌鋒鋭い記事を書きながらも、いつ自分に捜査の手が及ぶか、ドキドキしてたんだろうなこれで恐喝が自殺の原因と断定されたら、獄中手記とか書くのかな今までさんざん、人の隠し事を暴いてきたジャーナリストも自分が関係者、それも自分が自殺に追い込んだとなったら、途端に筆が止まるんだね自分がやってしまったかもしれないことこそ、自ら謝罪して、明らかにする勇気は?ジャーナリストも人の子、自分の心が一番大事風間楓子が記事にすることを止めなかっただけ、えらいえらい<参事官>右京さんは「高邁な志の方」と言っただけなのに「代議士」って言っちゃうもー、ぽんこつなんだからーーーーーー刑事部長にも叱られたから「滑るのは私の頭」と身を切るギャグを……(涙)