鎌倉殿の13人 21話
さて……前回に続き、気が滅入る今回何が「仏の眼差し」だよ<義時>頼朝から「生かして連れて帰るな」と言われ笑顔で迎えた無邪気な義経を思い出しながら鎌倉の街を見下ろし、物思いにふける義時土肥殿に「どうした」と言われて「九郎殿を考えておりました」それを言っても、頼朝にチクられないとわかってる相手なんだね平家との戦の間、ずっと一緒にいた土肥殿も、義経の死を「もったいない」と言ってくれました八田殿から、預かって欲しいと子供を引き合わされた飢饉で親が死んだ子供だそうでなかなか賢くて、いい子だそうですが!鶴丸という名前に反応する八重ちゃん後ろで息子の金剛が複雑な顔で見てます……だよねー本当なら自分とお父さんとお母さん、何人かの下男下女で暮らしてるはずなのに知らない子どもがわんさかいてお母さんはその子たちの世話に忙しくお父さんは鎌倉殿の御用で忙しいんだもの八重ちゃんは鶴丸と出会って、幸せそうだな孤児をたくさん引き取ると、我が子がないがしろになってしまう我が子には模範的な子供になって欲しいけど「母上は金剛の母上です、私だけではダメなのですか」直球ストレート!それに対して「辛い思いをしている子を助けてあげたい」我が子が辛い思いをしていても、見て見ぬふり「あなたが一番大事」って言ってもな~ ☆奥州攻めした頼朝から「悔やむな」「己のしたことが正しいかそうでないか自分で決めてどうする」「決めるのは天」「罰が当たるのを待て」と言われてもな~罪悪感や後悔が消えるわけじゃないもんな~奥州の義経の館が焼け残ってると聞いて飲みながら御家人たちが「ちょっと行って手を合わせてこよう」「梶原が余計なことを言わなければ死ななければ済んだ」「九郎殿は強かった」「神がかりな強さだった」「九郎殿を裏切った泰衡は天罰だ」みんな義経と戦い、義経の偉大さを知ってるから、惜しんでる皆が惜しめば惜しむほど、後悔する義時頼朝の命令でも、甘言を弄して焚きつけて義経を連れ出そうとすればできたのをしなかったもの ☆伊豆の願成就院に行っている間に、八重ちゃんは川に流されてた大姫には「助からないわ」と宣言され全成が祈祷してる最中に明かりが消え助からない暗示ばっかり義時も運慶の彫った阿弥陀如来を見ながら八重ちゃんの顔を思い出してるのも八重ちゃんが御仏の元に行ったことの暗示か<時政>京都から戻ってきた時政法皇から「息災か」と手紙の度に言われてるそうで……これも法皇の作戦だろうね都で法皇と双六をしながら、ズルを見抜いて「ダメなものはダメ」と言ってのけたことで、気に入られた様子「わしのそばにずーーーーっとおらぬか」と誘われても、「鎌倉に美しい妻が待っております」とかわす法皇が頼朝の側近を重用することで、頼朝との断絶を図ってるよね ☆りくちゃんが男児を生んで、北条家は安泰畠山の妻になったちえもご懐妊稲毛もあきちゃんと結婚時連の瀬戸康史くんも登場自分の祝の席なのに、自分以外が目立つとイライラするりくちゃん八重が草履を作って褒められたら怒り八重が孤児を引き取っていることを褒められたら怒り畠山には比企ばかりが引き立てられていると怒りみんなが北条を引き立てていないと怒る<大姫 改 葵>子供が生まれて喜んでいる最中に「元気を出してください」「赤ちゃんに命を吸い取られてる」「親の命はこの命、そう考えると楽ですよ」笑顔が怖い、怖い元気になるおまじないとして「おんたらくーそわかー」微妙な雰囲気になっても、ピッカピカの笑顔が怖い時連に頼んで持って来させた鰯鰯の頭を持っていると鬼が寄ってこないって言っても、臭うからなぁ八重ちゃんが川に流されて、みんなが無事を祈ってるというのにきっぱり「助からないわ」わかってるけど、信じたくない気持ちを汲み取れない病んでるなぁ<義村>八重ちゃんに預けた娘のことを忘れてなかった!義時が時政と一緒に伊豆に行っている間に八重ちゃんと一緒に子供の川遊びの見張り金剛と仲良くしてるから、将来の夫婦にしようとかほのぼのな話をしてる最中に、奥州で義時が何をしていたか尋ねられても「知らん」言えないことがあるからね ☆八重ちゃんが川に入って鶴丸を抱きかかえてるのを見てどうして上半身を脱ぐ!普通、袴をたくし上げるでしょ!いいけど!最高だけど!立派な広背筋、胸板、二の腕、お腹!!!!見惚れてたら八重ちゃんがいなくなってたわ!!! ☆政子に報告して、自分も探しに戻ると言いつつ「小四郎も運のない奴だ」時々、義村は義時が嫌いなのかな?と思う<梶原>「九郎殿が死んで、語り継がれる」「戦の何たるかを知らぬものとして、梶原の名もまた残る」安心して! さほど残ってないから!<比企>北条が取り立てられて、ライバル心メラメラ義時の息子金剛に比べて、自分が育てている万寿の礼儀がなってないので口うるさい乳母ですねえ<八田>やだ、イケメンと思ったら市原隼人さんじゃないですか!乱れた髪、延びた髭、汗ばんだ肌粗野でもイケメンはイケメン!頼朝から鎌倉の道を歩きやすくしろと言われて指示通り、道路の補修をしているそうです<頼朝>義経さえいなくなれば、奥州藤原など怖くない義時の言葉に踊らされて、義経を殺すなんて泰衡も元家来によって、首を取られたし泰衡を討った元家来も首を撥ねられる始末「これから必要なのは忠義の心」って!兄に忠義を誓っていた義経を殺したお前が言うか!!!!どうせ誰も信じてないくせに恐怖政治で治めても、簡単に瓦解するわ!奥州藤原を滅ぼしたら、次は後白河法皇奥州攻めは勝手にしたことだから、と法皇からの褒美を断り今度、上洛すると言って揺さぶりをかける ☆八重ちゃんが幸せだと聞いて自分と八重ちゃんがラブラブだった頃の思い出話をし始める横に奥さんがいるのにね!待ち合わせをした桜の木が切り倒されたことや伊藤の館の裏の地蔵が一体から二体に増えたこと政子に「わざと言っているなら人が悪いし、わざとじゃないなら気遣いが足りない」ときっぱり叱られてやんのそれでもまだ嫉妬してるんだよね金剛の烏帽子親になると言い出しただけでなく金剛と自分が性質や顔が似ているとまで言い出したこんだけ器がちっちゃくて、怖がりだから粛清の嵐と恐怖政治なんだな<法皇>頼朝が力をつけてくると「こんな時に平家がいたら」「義仲! 九郎! 何で滅んだ!」って、あんたが命じたから愛妾に冷静に突っ込まれたら、側近に「なんでわしを止めなんだ!」もー、八つ当たりにもほどがある<運慶>相沢一之さん!!!!!身分も何も気にせず、率直に喋る態度自分の堀田阿弥陀如来を見せる時の自慢げな顔今回の登場人物の中で、唯一ほっとする人だわ