東京駅と言えば……ダンジョン
新幹線から山手線への乗り換えくらいしか通らないんだけど
東京駅でお土産を買っていたら、迷子になって、
心の中で号泣しながら、新幹線の乗り口を探すいつもの私
今回は普通には立ち入れないところばかりで
興味は尽きないけれど、見に行けないからちょっとつまんない
丸の内地下道開通時からのアーチ形梁
地下鉄や下水を避けたための傾斜や階段
地下にある吹き抜け!
計画中断で半端に作られて終わった地下自動車道
周辺ビルに冷暖房を供給するボイラーとパイプとミニ鍾乳洞
江戸城の石垣(薄く整形済み)
八重洲の地下街ダンジョン
銀座まで伸びる地下道と、歌舞伎座地下の避難所
東京駅周辺って広いな~
こりゃ、迷子になるわけだ
タモリさんのことだから、壁や床の大理石でアンモナイトを探すかと思ったけど
そこまでの道草はなかったwww
<東京駅美術館>
百年前の煉瓦や美術品もさることながら、
漆喰の下の煉瓦に書かれた
「熊さん江」
熊って女性の名前でもあったよね
と半笑いで見ていたら、タモリさんが
「男性名ですよね」
「師匠か?」
やっぱり健全路線で話は進むよね~と油断していたら
案内の人が「妄想しますよね」
え!?そういう設定???
公共の電波で仲間発見!!!
左官工ももちろん男性だから
隠れてしまう場所にこっそり書いた「熊さん江」
長々と人目に曝すわけにいかないから、
ささっと書いて、シャッと漆喰で隠したなんて、滾る~~~
もしかしたら、別の煉瓦には「辰公江」なんて書いてあったら、さらに萌え!
熊さんっていうのが、現場の指揮を執ってたエリート官僚でもいい!
今でいう国交省のキャリア官僚と中卒職人だったら……もーーーーっ!
愛を込めた煉瓦と漆喰が震災を越えて、戦災を越えて、もう一度震災を越えて、
まさか百年後に日本中に曝されるとは思ってなかっただろう!
今頃、あの世から「滅びろ! 爆ぜろ! 今すぐ!」と念じてなかろうか
あの「熊さん江」を見るだけでも、行く価値あると思った